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ロボテック戦略: 2022年、見通しが明るい5つの理由


ロボテック戦略

2022年、見通しが明るい5つの理由

当社でロボテック戦略の運用を開始してから6年以上が経過しますが、当戦略は依然として投資機会の初期段階にあると考えています。ロボテックは、エキサイティングな新しい分野で幅広くかつ大きく成長し続ける可能性がある長期的な投資テーマです。2022年も、引き続き見通しが明るい5つの理由をご紹介します。


1.インフレ/労働力不足

昨年来、コロナ禍が残した傷跡のひとつとして世界的なサプライチェーンの混乱がメディアで度々報道されてきました。しかし、サプライチェーンの混乱は特に目新しいテーマではなく、米中貿易戦争からの影響が見受けられます。米国や欧州諸国に生産拠点を戻す動きはインフレを誘発し、また、こうした国々の多くは製造業の一部職種の人手不足に直面しています。インフレと人手不足の両方を解決できるのが自動化なのです。人件費が上昇する局面では自動化の魅力が高まります。そして、労働力が不足している局面では、製造業において自動化機器の導入が求められます。


2.倉庫の自動化

オンライン配送の拡大により倉庫自動化の重要性が増しています。より速く、信頼性の高い配送を求める消費者の声は高まっていますが、これに応えるためには非常に多くの支援テクノロジーが不可欠です。物流支援ロボットは前年比40%1 のペースで増加しています。新型コロナの世界的感染拡大の影響でオンラインショッピングが増えているため、この伸び率はさらに加速していると考えられます。これまでEコマースの活用に消極的だった企業も、こうした需要に対応するべく倉庫自動化に投資せざるを得なくなっています。したがって、今後、長期的に倉庫自動化関連は力強い成長が見込まれます。


3.ヘルスケアの重要性

新型コロナの世界的感染拡大を受け、各国のヘルスケアシステムは深刻な逼迫に見舞われ、政府は長年にわたりヘルスケアインフラへの投資が不十分であったことに気づかされました。各国でコロナ後のヘルスケア対策が見直されていく中、テクノロジーと効率性が重視されることになるでしょう。ロボテック戦略では、手術支援ロボットとデジタルヘルスの2分野の成長が期待されます。両分野への投資によってロボテック戦略の分散が進み、将来の成長が十分に見込めると考えられます。


4.半導体/5G

半導体と5Gは、現代のロボットおよび自動化システムの「頭脳」です。次世代の自動化機器に組み込まれているセンサーや半導体、ビジョンシステム、ソフトウエア等は、ロボットの用途を新たな市場に拡大させ、将来の成長ペースの加速にも繋がります。5Gがもたらす機会については世の中で広く認知されるようになり、3~5年先にはさらに明白になっていくでしょう。4Gは個人に多大な恩恵をもたらした技術だといえますが、5Gは産業機械と生産現場を結びつけるテクノロジーとなるでしょう。


5.EVとバッテリーに設備投資が必要

電気自動車(EV)は、製造コストの低下、バッテリー技術の向上、環境問題に対する意識向上を背景に、近年消費者の関心が高まっています。 しかし、投資家の方々にあまり認識されていないのは、EVやバッテリーの製造には莫大な投資が必要だという点です。設備投資は今行ってもEVが生産されるのは12~24カ月後になるため、すぐにでも投資を開始する必要があるのです。世界における新型コロナ対応の経済刺激策の目玉のひとつは、環境テクノロジーへの投資です。今後、こうした新たなテクノロジーを実現させる上でロボットおよび自動化には大きなチャンスがあると考えられます。

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