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ロボテック戦略月次レター:ロボット関連企業の業績注視


9月の世界株式市場 (MSCI ACWI、米ドルベース)は、月末にかけてボラティリティがやや高まり下落しました。

ロボテック戦略も、世界株式と同様に推移しました。日本の保有銘柄の株価上昇や円安進行がプラス寄与となりましたが、欧米の保有銘柄の株価下落がマイナス寄与となりました。

9月の世界株式下落の背景としては、各国の中央銀行高官によるテーパリング(量的緩和の縮小)や物価見通しに関する発言に対する警戒感の他、中国の不動産大手恒大集団の経営危機を巡る問題などが挙げられます。9月には、FRB(米連邦準備制度理事会)は11月にもテーパリング開始の可能性を示唆し、欧州中央銀行(ECB)も債券購入の減額を打ち出しました。また、恒大集団については、巨額の利払い遅延が注視されています。

経済活動はグローバルに堅調さを保っているものの、新型コロナウイルスのデルタ株の感染状況やその影響については注視しています。これまでも述べてきた通り、先行き不透明感、原料価格や輸送コストの上昇に伴うサプライチェーンの混乱などの状況は続いているものの、ロボット関連などの企業は昨年のパンデミックの時よりも困難な状況にうまく対処する術を身に着けています。

ロボテック戦略月次レター(2021年9月の振り返り)をご覧ください。

ロボット関連企業の業績注視
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