上場資産投資によるインパクトの創出
キーポイント
-
インパクト投資は、世界が抱える最も大きな社会的・環境的課題に取り組みつつ、運用リターンを追求する強力な手法として登場しました。インパクト投資の枠組みは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を2030年までに達成するという緊急の必要性を中心に形成されています。
-
インパクト投資が上場資産を通して実施された場合の有効性については、激しい議論が交わされています。明確に定義された重要業績評価指標(KPI)がほとんど見当たらないことや、業界で合意されたインパクト投資基準がないことなど、課題は確かに残っています。しかし、これらの障害があるとしても、あらゆる上場資産クラスでインパクト投資を確固として行うことは可能であり、業界共通基準に影響を及ぼすという点で当社がリーダーシップを発揮することは可能であると考えています。
-
本資料では、上場資産へのインパクト投資に対するアクサIMのアプローチについて概説します。これは、当社のコア・インベストメントチーム(株式、債券、マルチアセット)が採用しているアプローチです。
-
当社は、株式投資で次の2つの重要なアプローチを提案します。すなわち、「インパクト・リーダー」と「インパクト貢献企業」への資本配分、および、焦点を絞った投資家エンゲージメントを通じて企業に変化を引き起こすことです。
-
グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドへの投資を促進する枠組みについても詳述します。
インパクト投資は、世界が抱える最も大きな社会的・環境的課題に取り組みつつ、運用リターンを追求する強力な手法として台頭しつつあります。
本資料では、上場資産へのインパクト投資に対するアクサIMのアプローチについて説明します。
ご留意事項