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アクサ・インベストメント・マネージャーズ、スコープ3排出量を含む独自のグローバル・カーボンフットプリントを初めて公表


(本プレスリリースは、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサ IM)が欧州現地時間2022年10月17日付で配信した英語原文を抄訳したものです。なお、英文の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。)
 

アクサ・インベストメント・マネージャーズ、スコープ3排出量を含む独自のグローバル・カーボンフットプリントを初めて公表

  • 2021年の当社のスコープ1、2、3の総排出量は31,280 tCO2e(二酸化炭素換算トン)。

  • 2050年までにネットゼロの資産運用会社となるべく、炭素排出量を世界的に削減する野心的な計画を発表(2025年までに26%削減の中間目標も設定)。


アクサ インベストメント マネージャーズ(アクサIM)は本日、スコープ3排出量を含む、当社事業としての全世界の炭素排出量を公表し、運用フットプリントの削減と地球への影響の最小化に向けた信頼性の高いアクションを取ることを発表しました。これは、2050年までに運用のネットゼロ資産運用会社となることを目指すアクサIMのコミットメントの一環であり、2025年までに排出量の26%削減を中間目標としました。

アクサIMは、2022年のクライメート・アクション・レポートの一部として、スコープ3の排出量を初めて報告しました。これは、すべてのプロダクトとサービスの購入による間接的な温室効果ガス排出(GHG)を含むサプライチェーンの影響を詳細に示すもので、総排出量の96%を占めています。

2021年のスコープ1、2、3の総排出量は31,280 tCO2e1 で、詳細は以下の通りです。

スコープ1 – 830 tCO2e (測定総排出量の3%)

建物の暖房や自動車の燃料として使用するガスの燃焼など、自社で所有または管理する排出源からの直接的なGHG排出量。

スコープ2 – 430 tCO2e (測定総排出量の1%)

購入電力、蒸気、熱、冷房の消費によるGHG排出量(アクサIMの一部のビルは、このような熱ネットワークに接続されている)。

スコープ3 – 30,020 tCO2e2 (測定総排出量の96%)

出張、サービスの購入、IT機材を含む商品の購入、クラウドの利用、通勤、ケータリング、在宅勤務など、その他の重要なGHG間接排出(本調査では投資を除外しているため、ほとんどがサプライヤーからの排出)。

アクサIMのエグゼクティブ・チェアマンであるマルコ・モレリは、グローバル・カーボンフットプリントの公表について、次のように述べています。「責任投資をアクティブに行うだけでは十分ではなく、自ら行動し、完全に透明でなければなりません。アクサIMでは、第三者に求めるのと同じ高い基準を自分たちにも求めており、当社のカーボンフットプリント全体に対する取り組みを開始するために、また、投資先企業にもそれを期待するために、今回の追加措置を講じました。業界全体において、二酸化炭素排出量の報告と開示に対する規制と要望が高まる中、当社のような企業は、最も正確な二酸化炭素排出量の測定と報告において、率先して模範を示す責任を担っています。当社が提供するデータは完全で透明性があり、精査できるものです。今回初めて、スコープ3の排出量を含む当社のグローバル・カーボンフットプリント全体を報告できることを誇りに考えています」

これと並行し、アクサIMは、事業会社としてグローバルに炭素排出量を削減する意欲的な計画を発表しました。2025 年までに、以下の削減と変更を行うことを目標としています。

出張 – 航空機を使う出張に関する規則を厳格化し、鉄道の利用を増やすことにより、2025 年末までに FTE(常勤従業員1人換算)あたり 40%、年間 12% の割合で炭素排出量を削減する。

電力 – 全世界のオフィスにおけるエネルギー消費量を 36% 削減し、2025 年までに欧州の全オフィスで再生可能エネルギーによる電力供給を 100%確保する。

デジタル – アクサIMは、テクノロジーチームと連携し、インフラ、クラウドサービス、デバイス管理など、デジタルサステナビリティのロードマップを構築する。また、スマートフォン、コンピューター、タブレットを長く使うように従業員に奨励し、排出量を削減する。

車両 – 車両を電気自動車に移行することで、2025 年末までに二酸化炭素排出量を 15% 削減する。

サプライチェーン – アクサIMの最も重要なサプライヤーやサービスプロバイダーとネットゼロのロードマップについてエンゲージメントを行い、当社がバリューチェーン全体の変化に影響を与えられるようにする。

– マーケティング資料やオフィス印刷を両方とも20%削減する。バナーなどの会場ブランディングは、再利用できるように、イベント名や日付を含めないようにする。

– オフィスでの水の消費量を10%削減する。

未分別廃棄物 – 引き続きリサイクル活動を奨励し、未分別廃棄物を10%削減する。

コーポレートギフトの見直し – 2023年からコーポレートギフトや季節のギフトを配る習慣をやめ、その代わりにお金をチャリティー活動に寄付する。

ベジタリアンメニューを優先 – イベントではベジタリアンメニューを優先的に導入し、地元産の食材を使用するよう提供者に依頼する。肉類を提供する場合、アクサIMはケータリングからレッドミート(牛肉、羊肉など)の排除を計画的に行う。

上記の目標に対する進捗状況は、毎年報告されます。

アクサIMは、排出量を極限まで削減することを重視していますが、どうしても避けられない排出量もあります。そのため、当社は、CO2削減プログラムと並行して、除去できないものについては、カーボンオフセットを利用していく予定です。

アクサIMのクライメート・アクション・ レポート(英語)は、こちらからご覧ください。

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    アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
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