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責任投資

ネットゼロへの歩み

ネットゼロへの移行を加速する:責任ある投資家および責任ある企業としてのコミットメント

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気候原則

当社の気候変動対策の原則

ネットゼロの世界への道のりは困難であり、総合的な取り組みが必要です。個人、企業、政府のそれぞれが役割を果たさなければなりません。

この課題を解決するための答えや道はひとつではありませんが、当社は、投資の選択、提供する投資商品、エンゲージメントや議決権行使、そして事業の運営において、ネットゼロを先導していきたいと考えています。

当社は、「パーパス」を伴い、より大きな貢献のためにアクティブ運用を行っています。そして当社は確信をを持ってお客様に長期的な価値を提供しています。

確信を持って行動

当社では、受託者責任はお客様へのリターン提供に留まらないと考えています。それは、責任ある投資を行い、気候変動対策を推進し、私たちが生きている世界の長期的な持続可能性を確保することも含まれます。2021年時点では、当社の運用資産残高の41%は、2050年またはそれ以前にネットゼロに到達する方向にあり、2030年までに、これらの資産のCO2排出量は2019年と比較して50%減少すると予想されています。当社の目標は、2022年にネットゼロに沿った運用資産残高の比率を継続的に高めていくことです。また、2020年12月に発足したネット・ゼロ・アセット・マネージャー・イニシアチブ(NZAMI)の創設メンバーとして、2050年またはそれ以前にポートフォリオ全体でネットゼロ排出を達成することを約束するとともに、アクサグループの意欲的な気候目標の実現において重要な役割を担っていきたいと考えています。当社は企業として、2050年までにネットゼロ達成を目指しており、これを実現するために、測定、削減、補償という3つのステップの手法を適用しています。すでに、2025年までに自社のCO2排出量を25%以上削減することを約束しています。

積極果敢に、堂々と行動

企業や顧客とのエンゲージメントや対話は、ネットゼロへの道程に影響を及ぼすために極めて重要です。当社は、この移行にはいくつかの課題があることを認識しており、気候変動対策やその他のネットゼロに沿った資産にますます多くの資本を配分する一方で、効果的に移行していると思われる企業に引き続き投資を行っていきます。当社は、気候変動への取り組みとスチュワードシップの方針を強化し、ポートフォリオにおいて重要で、また環境への影響が大きい企業で構成されているリストの中で、「クライメート・ラガード(気候変動対応で出遅れている企業)」に分類される企業に対しては、3年間建設的なエンゲージメントを続けても十分な進展が見られない場合は投資撤退を行います。

同業他社と共に行動

当社は、同業他社と共同行動を取り、影響力を結集することで、目に見える変化をもたらす力を持つことができると考えています。気候変動に配慮した投資など、責任ある運用ソリューションをお客様に提供し続けるとともに、お客様や従業員に対してESGに関する教育プログラムを提供します。持続可能な金融と実体経済に関する政策を成功させるためには、規制当局による気候変動対策へのグローバルなアプローチが不可欠であると考え、NZAMI、NZAOA、NZAM、Climate Action 100などの運営グループや業界イニシアチブに積極的に参加しています。先日の世界気候サミットでは、気候変動に真剣に取り組んでいない企業に対して、資本配分の決定を通じて影響を及ぼすために、当社と共に断固とした行動をとるよう同業他社に働きかけました。

CLIMATE ACTION REPORT

クライメート・アクション・レポート

気候変動という緊急事態に対して行動を起こすために残された時間は、少なくなりつつあります。そうした中、グローバルな投資家、企業、雇用主として、アクサIMの気候変動対策への取り組みは、自らを「責任ある企業」と呼ぶ資産運用会社に求められる以上のものでなければならないことを、当社はよく理解しています。本レポートでは、当社の気候戦略の進捗状況、およびその中核となるイノベーションならびにコミットメントについてご報告します。

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