新興国小型株市場の特徴と魅力
1.
見過ごされている新興国の中小型企業、魅力的な投資機会に
新興国市場には、現地の文化やニーズにきめ細かく対応し、主に地域において着実に事業展開する中小型企業が数多く存在しています。しかし、新興国小型株は機関投資家からは投資対象として見過ごされがちなため、魅力的な投資機会が残されています。
2.
他の市場との相関性が比較的低く、分散効果も
新興国小型株は内需や地域の需要に足場を置いており、堅調な成長が見込めます。つまり、新興国小型株市場は新興国のオーガニックな成長を捉えられる市場であり、他の市場との相関性が相対的に低く、分散効果が見込める市場として注目されています。
3.
アナリストのカバレッジには限界
なお、新興国小型株市場は、投資地域が多岐にわたり、投資対象銘柄も膨大で、アナリストによるカバレッジには限界があります。また、市場は非効率的と見なされ、魅力的な投資機会が見逃されやすい傾向があります。
新興国小型株戦略の強み
上述のような市場を投資対象として捉える上で、当社では、アナリストに代わり、実績のあるビッグデータ分析・システム運用モデルを活用します。ビッグデータ分析・システム運用モデルは、銘柄数が膨大な新興国小型株市場を投資対象とする上で、親和性の高い運用手法です。
新興国小型株運用戦略とは
新興国小型株戦略は、約2万社のビッグデータを最大限に活用したシステム運用手法です。新興国小型株市場においては、主要株価指数の構成銘柄数(1,000銘柄超)を大きく上回る約5,500の膨大な銘柄を投資ユニバースとし、関連財務データを処理・分析することで、埋もれている魅力的な銘柄を見出し、リスクを勘案しつつ運用を行います。
アクサIMでは、大型株運用は1985年、小型株運用は1987年に運用を開始しており、30年以上にわたるビッグデータによる運用実績を誇ります。
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