アクサIMが資産運用研究所を設立、CIOのクリス・アイゴーが議長に就任
(本プレスリリースは、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサ IM)が欧州現地時間2022年6月8日付で配信した英語原文を抄訳したものです。なお、英文の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。)
アクサIMが資産運用研究所を設立、CIOのクリス・アイゴーが議長に就任
- アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサIM)は、アクサIM資産運用研究所(AXA IM Investment Institute)を設立しました。これは新たなプラットフォームであり、当社のリサーチおよび運用チームの専門知識を結集し、お客様がより良い情報に基づいて投資判断を行えるよう支援することが目的です。
- アクサIMコアの現最高投資責任者(CIO)であるクリス・アイゴー(Chris Iggo)が、資産運用研究所の議長に任命されました。アイゴーは、これまでの職務も継続いたします。
アクサIM資産運用研究所は、マクロイベントや資産クラスに関する見解に加え、サステナビリティ、人口動態、テクノロジー、規制などの長期的な未来トレンドについて、タイムリーなインサイトをお客様に提供して参ります。当研究所では、外部の著名な専門家を招き、ビジネス、責任投資、マクロ経済など様々なテーマについて見解を伺う予定であり、お客様にとって多様な意見を取り入れられる開かれたフォーラムとなることを目指します。
クリス・アイゴーは、アクサIM資産運用研究所アドバイザリーコミッティを率い、四半期ごとに会合を開きます。会合では、当研究所が扱うべき主要なマクロ経済およびリサーチテーマについて議論し、アクサIMの専門家がすでに提供しているリサーチを補完する役割を担う予定です。コミッティは、アクサIMコア、アクサIMオルツ、およびマクロリサーチ、ESG リサーチ、クオンツラボの各チームの主要メンバーで構成されています。さらに、社外メンバー(未定)が最大3名任命される予定です。
また、資産運用研究所では、定期的に「資産運用研究所トーク“Institute Talks”」を開催します。議長がホストを務め、コミッティメンバーや外部ゲストが参加するビデオディスカッションやインタビューのシリーズを予定しています。
クリス・アイゴーは、新たな役割について、次のように述べています。「アクサIMでは、常にサービス向上のための方策を検討しており、当社の運用チームおよびマクロリサーチチーム全体で制作するコンテンツを、よりお客様のニーズに合ったものにし、最も関心が高い投資に関する質問にお答えできるようにしました。リサーチは、当社のすべての投資判断の中心となるものです。資産運用研究所の設立により、当社の専門家はより緊密に連携し、サステナビリティから未来トレンドに至るまで様々なテーマで大きなコラボレーションが可能となります。資産運用研究所アドバイザリーコミッティの初会合で議長を務めることを楽しみにしています。」
また、アクサIMエグゼクティブ・チェアマンのマルコ・モレリは、次のように述べています。「当社専門家のビューをアクサIM資産運用研究所に集約しました。お客様のみならず、どなたでもアクサIMのリサーチチームおよび運用チームの幅広い見解にアクセスでき、ポートフォリオに関する投資判断の指針にすることができます。」
資産運用研究所に関する詳細情報および各種コンテンツについては、こちらをご覧ください:資産運用研究所 | AXA IM JP (axa-im.co.jp)
アクサIM資産運用研究所アドバイザリーコミッティ
- クリス・アイゴー:アクサIM資産運用研究所議長およびアクサIMコアCIO
- ジル・モエック:アクサグループ ・チーフエコノミストおよびアクサIMリサーチヘッド
- デイビッド・ペイジ:マクロリサーチ・ヘッド
- クリストフ・フリッチュ:アクサIMオルツ、ストラクチャード・ファイナンス、ファンドマネジメント・ヘッド
- ジャスティン・クーロー:アクサIMオルツ、リアル・アセッツ、リサーチ&ストラテジー・グローバルヘッド
- マリオン・ルモレデック:債券グローバルヘッド
- マーク・ハーグレイブス:株式グローバルヘッド
- ローラン・クラベル:Quant Labヘッド
- セルジュ・ピゼム:マルチアセット・グローバルヘッド
- ヴィルジニー・デルー:ESGリサーチ・ヘッド
クリス・アイゴーについて
クリス・アイゴーは、コア・インベストメントの最高投資責任者(CIO)であり、アクサIM資産運用研究所の議長を務めます。全資産クラスのポートフォリオ・マネージャーのために、リサーチ、クオンツラボ、責任投資の各チームのインサイトを結集します。
以前は、 アクサIM 債券部門の CIOと、欧州およびアジアのアクティブ運用債券部門ヘッドを兼務。グローバルな運用プロセスを統括し、パフォーマンスおよび戦略・ファンド開発などを含め、欧州とアジアの全アクティブ運用チームのマネジメントを担当。アクサIM入社当時はシニア・ストラテジストを務め、その後2008年に債券 CIO に就任。2014年に欧州およびアジアの債券部門ヘッドに就任。
アクサIM へ入社する前は、カザノブ・ファンド・マネジメントでストラテジーヘッドとして5年、バークレイズ・キャピタルに米国チーフ・エコノミスト (ニューヨークオフィス)および欧州チーフ・エコノミストとして4年在籍。それ以前は、チェース・マンハッタン銀行のロンドンおよびニューヨークのオフィスに7年勤務し、エコノミストや外国為替ストラテジストを歴任。
ロンドン大学経済学修士号および学士号取得。
アクサIMについて
アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサIM)は責任ある資産運用会社であり、長期的なアクティブ運用を行うことで、お客様、従業員、そして世界の繁栄を支援しています。当社の確信度の高い運用アプローチにより、代替資産クラスおよび伝統的資産クラス全般で最も良好な投資機会と考えられるものを追求しています。2022年3月末時点で約8,640億ユーロの運用資産残高を有しています。
アクサIMは、グリーン、社会、サステナブル市場における先進的な投資家であり、2021年12月末時点で5,630億ユーロにおよぶESG(環境、社会、ガバナンス)統合済みのサステナブルおよびインパクト資産を運用しています。当社は、2050年までに、全運用資産における温室効果ガス排出のネットゼロ達成をコミットしており、株式銘柄選択から企業行動や文化に至る当社の事業にESG原則が組み込まれています。当社の目標は、社会と環境に有意義な変化をもたらしつつ、お客様に真に価値のある責任投資ソリューションをご提供することです。
2021年12月末時点で、アクサIMは18カ国23拠点において2,460名超の従業員を擁し、グローバルな事業を展開しています。アクサIMは、世界最大級の保険および資産運用グループであるアクサ・グループの一員です。
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