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COP16:生物多様性に関するグローバルな目標の達成に向けた重要なステップ

主なポイント
今年の国連生物多様性会議COP16は、2022年に196ヵ国の政府によって採択された「グローバル生物多様性枠組(GBF)」を実施するための重要な次のステップになると見ています
各国政府は、最新の国家生物多様性戦略および行動計画、GBF資金動員戦略遺伝情報への公平なアクセスと、その利用から得られる利益の公正な配分を確保するための世界的な仕組みの進捗状況を提出することが期待されています
COP16は、自然環境に関連する問題について、企業の行動と情報開示を加速させる触媒としての役割を期待されています。これにより、生物多様性の観点が投資判断に統合される動きが徐々に強化されると見ています

国連の生物多様性会議であるCOP16は、2022年のCOP15で196ヵ国の政府が署名した「昆明・モントリオール合意」の実施に向けた重要な次のステップとなると見ています。

グローバル生物多様性枠組1 (GBF)および生物多様性計画は、生物多様性の損失を阻止し、回復に向かわせることを目指す誓約です。これは、23のアクションのうちの1つとして、2030年までに世界の陸地および海域の30%を保護することを目指しています。その採択は、生物多様性に関するこれまでの戦略計画と比較して、さらに歴史的な一歩になると見ていますが、これには、4つの目標と23のアクションだけでなく、資金動員戦略とモニタリングの枠組も含まれています。

この枠組は、明確な世界目標と、企業が自然戦略を策定し生物多様性の保全と回復に向けた行動を実施するためのロードマップ(行程表)を提供するという点で、民間部門から概ね歓迎されました。COP152 には企業の代表者も約1,000人が出席したことからも、そのことが明らかです。

特に、企業は、大企業や金融機関が生物多様性に対するリスクや依存性、影響を定期的に監視し、評価し、透明性をもって開示することを、企業が政府に対して保証するアクション15の採択を強く支持しました。これは、自然の保全と修復に向けたより効果的な進展への道筋を整えるものとして広く受け止められています。この画期的な出来事を受けて、COP16は今や「実行COP」とみなされています。

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